メインコンテンツへスキップ
TOP/ サービス/ MCPツール/ 受入条件の妥当性レビュー
BETA / QA向けMCP / spec-validation要件定義

受入条件の妥当性レビュー

受入条件はそろっているのに、対象ユーザーは目的まで到達できていませんか。

無料ベータ・面談制/正式版は有料提供予定

言語不問 決定的+AIレンズ(任意)

前提:personas/scenes/surfaceは必須。criteria(任意)はspec-verificationが分解した受入条件を渡す想定

  • 所要時間: 30分
  • 進め方: 現場の状況をヒアリングし、最初に効くツールと順番を一緒に決めます
  • ご準備は不要です

※ 要件レビューAI(2026年7月まで spec-validation の名称でした)をお探しの方は spec-verification

概要

要求本文に出てくる抽象的な品質語(「手間なく」「安全に」「分かりやすく」など)を対象ペルソナごとに「どの場面で・何を負と感じ・どの状態なら満たされるか」へ本質再構成し、分解済みの受入条件がその本質を満たしているかを裁定します。受入条件は全部そろっているのに対象ユーザーが目的まで到達できない、という状態のまま実装・リリースへ進むのを、作る前・出す前の段階で止めます。

効果

  • 要求本文の抽象品質語をペルソナ別に本質(場面・感じる負・期待水準)へ展開し、受入条件がその水準に届いているかを1件ずつ裁定できる。
  • 欠陥を被覆漏れ(coverage_gap)/水準ズレ(fidelity_gap)/未立要求(missing_quality)の3種に分けて返すため、「基準が無い」のか「基準はあるが弱い」のかを取り違えずに直せる。
  • ペルソナが目的の終端まで到達できるかを判定し、到達を塞いでいるペルソナ×シーンを機械可読で名指しする(goal_unreachable / goal_blocking)。
  • 決定的層は鍵不要・同入力同出力で、その範囲だけを品質ゲートに組み込める。LLM層由来の指摘はprovenance: ai-suggestedとして区別される。
  • 各指摘にfinding_idが付き、採否をreport_outcomeで記録できるため、指摘の当たり外れを後から測れる。

インプット

  • 対象ペルソナ(personas・必須)
  • 利用シーン(scenes・必須)
  • 利用者接点(surface・必須)
  • 要求本文(artifact・任意)
  • 受入条件(criteria・任意)
  • 目的(goal・任意)

汎用LLMとの違い

素のLLMに「この受入条件で使えそう?」と聞くと見る観点も粒度もそのつど変わりますが、本ツールは決定的層が普遍的な負のタクソノミを規則で照合するため、その範囲は同じ入力なら常に同じ指摘を返しCIのゲートに置けます。素のLLMの回答は「抜けている」「弱い」が文章の中で混ざりますが、本ツールはcoverage_gap(基準が無い)とfidelity_gap(基準はあるが期待水準に届かない)を別の欠陥種別として分離し、それぞれに対応基準(criterion_ref)を紐づけて返します。また、目的の終端まで到達できるかを判定し、到達を塞いでいるペルソナ×シーンを機械可読のgoal_blockingとして返すため、そのまま承認を止める判断に使えます。

EXAMPLE

実際の入力と、返ってきた出力

この原稿のために作成した架空の要件一式(実在の顧客案件ではありません)を spec-validation にそのまま渡した、実際のやりとりです(要約ではありません)。

入力した要件一式(架空例・実物)
目的
利用者が自分で返金を申請し、返金の完了を確認できるところまで到達できる

対象ペルソナと利用シーン
対象ペルソナ(一般の購入者・サポート担当・法人経理の3者)と、申請入口から完了確認までの利用シーンを併せて渡します。

要求本文
購入者が手間なく安全に返金を申請でき、いまどうなっているかが分かりやすく確認できる仕組みにする。
サポートに問い合わせなくても自分で完結できることを要求する。

受入条件(spec-verificationが分解したもの)
AC-1: apply_refund が実装され、完了済みセッションへの返金を適用できること
AC-2: send_refund_notification が呼び出され、返金完了がメールで通知されること
AC-3: get_refund_status のレスポンスにrefund_statusフィールドが含まれていること
AC-4: 返金申請APIが不正なorder_idに対して400を返すこと

到達可否ゲート判定: goal_unreachable(目的の終端まで到達できない)/抽出された抽象品質語: 手間なく・安全に・分かりやすく・自分で完結

ペルソナ到達を塞いでいるシーン理由
P_user本人確認high_barrier
P_support本人確認high_barrier
P_admin本人確認high_barrier
spec-validation の回答(実測そのまま・黄=機械可読の構造)
## 決定的層のみ(鍵不要・同入力同出力)
summary       : 3ペルソナ・2件の妥当性の欠陥(被覆漏れ×2)
gate_verdict  : goal_unreachable
goal_reachable: False
findings (2):
    - [high][open] coverage_gap / kind=dropoff / scene=本人確認 / criterion_ref=none (deterministic)
        「手間なく」の本質(運用で要る操作(取消・更新・確認)の導線が見つからず立ち往生する不安)に
        対応する基準がcriteriaに見当たらず、このペルソナの期待水準(逆操作・確認の導線を接点から
        辿れる)を保証できない
    - [high][open] coverage_gap / kind=dropoff / scene=進捗確認 / criterion_ref=none (deterministic)
        (同上の本質・期待水準について、進捗確認シーンで基準が見当たらない)

## LLM層あり(本質再構成を上乗せ)
summary     : 3ペルソナ・21件の妥当性の欠陥(被覆漏れ×10、水準ズレ×6、未立要求×5)
gate_verdict: goal_unreachable
by_persona  : P_user {14件・最悪 high} / P_support {2件・最悪 medium} / P_admin {3件・最悪 medium}

指摘の実物(代表4件・文言の改変なし):

[high][coverage_gap] 品質語=安全に / persona=P_user / scene=本人確認 / criterion_ref=none
  感じる負    : 他人が自分の注文に返金申請できてしまうのではという不安/逆に確認が複雑だと通過できない
  期待水準    : 注文の本人のみが申請でき、ITに不慣れでも保有物(注文確認メール等)で無理なく
                本人確認を通過できる
  問題        : AC-4はorder_idの形式不正しか見ておらず、申請者が注文の本人であることの
                認証・認可を検証する基準が無い
  直し方      : 他人のorder_idでの申請が拒否されること、および本人確認手段がスマホのみで
                完了することを受入条件に追加する

[high][fidelity_gap] 品質語=分かりやすく / persona=P_user / scene=進捗確認 / criterion_ref=AC-3
  感じる負    : APIのレスポンスフィールドや"applied"という英語値では、ITに不慣れなスマホ利用者は
                今どうなっているか読み取れない
  期待水準    : マイページの注文詳細に日本語の平易な文言で進捗が自動表示される状態(やっておいて水準)
  問題        : AC-3はrefund_statusフィールドの存在というAPI水準に留まり、画面上での表示・文言の
                わかりやすさまで解消していない。取りに行けば分かる(指示があれば)水準で止まっている
  直し方      : 「マイページ上で返金の進捗が日本語の状態表示(申請受付済み/処理中/返金完了等)として
                確認できる」ことを受入条件に追加・格上げする

[medium][fidelity_gap] 品質語=自分で完結 / persona=P_user / scene=返金申請 / criterion_ref=AC-4
  感じる負    : order_idや金額を自分で正しく入力する必要があり、間違えると400エラーで
                突き放されて先に進めない
  期待水準    : 注文詳細画面のボタンから注文情報・金額が自動で引き継がれ、入力ミスが起きえない状態
  問題        : AC-4は誤入力を400で弾く(利用者が正しく指示すれば通る)水準に留まり、リテラシー低の
                利用者がエラー時に自力復帰できず、結局サポート問い合わせに戻るおそれ
  直し方      : 「注文詳細画面からの申請ではorder_id・金額が自動設定され、利用者の手入力を要しない」
                ことを受入条件化し、400は防御線として残す

[medium][coverage_gap] 品質語=安全に / persona=P_admin / scene=完了確認 / criterion_ref=none
  感じる負    : 申請と返金の証跡(日時・金額・理由・完了記録)が残らず、社内統制・監査要件を
                満たせない
  期待水準    : 申請受理と返金完了の記録を、後から証跡として取得・保存できる
  問題        : criteriaに申請・返金の履歴保全や証跡出力に関する基準が無く、統制下で証跡を残す
                必要がある法人経理の本質を満たせない
  直し方      : 返金申請と完了の履歴(日時・金額・理由)が記録され参照できることを受入条件に追加する

各指摘にはprovenance(deterministic / ai-suggested)とfinding_idが付きます。上の4件はいずれもai-suggested、決定的層の2件はdeterministicです。

入力に使った返金申請の要件一式は、この原稿のために作成した架空例です(実在の顧客案件ではありません)。

受入条件は4件そろって見えますが、本ツールの判定はgoal_unreachableです。到達を塞いでいるペルソナ×シーンが機械可読で名指しされ、指摘は「基準が無い(coverage_gap)」と「基準はあるが水準に届かない(fidelity_gap)」に分離されます。

社外秘のコードを、どう守るか

buboは入力を保存しません

ツールに渡したコード・仕様・データを、buboのサーバーは保存しません。bubo自身が学習に使うこともなく、処理はその場限りです。

AIに送るか・どこへ送るかは、あなたが握ります

標準のキーレス接続では、意味を読む処理は普段お使いのAIクライアントの中で実行されます。データの扱いは、お客様とそのプロバイダの既存のご契約のもとにあり、buboがAPIキーやコードをお預かりすることはありません。ご自身の契約するプロバイダを直接指定したい場合は、BYOK(Bring Your Own Key)として任意で設定できます。

AIに送らず動くツールも多くあります

多くのツールは決定的な静的解析だけで完結し、LLMに渡すのは必要な場面に限られます。AIに送る範囲を、あなた自身で絞り込めます。

ワンタイムコードは単回使用・有効期限7日・サーバーに平文保存はしません。発行したトークンは設定ファイルに直書きせず環境変数で参照します。既存のMCP設定がある場合も、壊さず冪等にマージします。

どう申し込み、どうつなぐのか

STEP 1

1. 面談を予約する

予約フォームから面談をお申し込みください。現在のQAの困りごとと、試したいツールをお聞かせいただきます。

STEP 2

2. 面談で適用先を一緒に決める

そろえたツールのうち、貴社の工程で効く順番をご一緒に見立てます。ワンタイムコードと接続コマンドは、面談後にあわせてお渡しします。

STEP 3

3. コード1つ、コマンド1行で接続

お受け取りしたワンタイムコードで、コマンドを1行実行(Windows / mac / Linux 各1行)。有効化・MCP設定(.mcp.json)生成・環境変数設定まで自動で完了します。あとはAIクライアント(Claude Code / Gemini CLI)を再起動するだけで、そのままQA方法論を呼び出せます。APIキーのご用意は不要です。ご自身の契約するLLMを使いたい場合は、BYOK(Bring Your Own Key)として任意で設定いただけます。

← QA向けMCPツール一覧へ戻る

AIの番人になる道具「Nioh」を、まず試す

貴社のQA工程に合わせて、Niohのどのツールから始めるかをご一緒に見立てます。無料ベータの枠には限りがあります。まずは面談からお気軽にどうぞ。