リスクベース優先度づけ
限られた工数を、本当に効くテストに割けていますか。
無料ベータ・面談制/正式版は有料提供予定
- 所要時間: 30分
- 進め方: 現場の状況をヒアリングし、最初に効くツールと順番を一緒に決めます
- ご準備は不要です
概要
限られた工数で「どこを優先的にテストするか」はQAの核心判断ですが、勘や声の大きさで決まりがちで、根拠が残りません。本ツールは各対象のリスクを根拠つき・再現可能に算出し、優先順位を説明できる形にします。判断材料が足りない場合も黙ってゼロ評価せず、何を補えばよいかを明示します。
効果
- 限られた工数を、リスクの高い対象から根拠つきで割り当てられる。
- 影響度・発生可能性のどちらの手がかりで上がったかが出るため、優先順位を説明・合意できる。
- 不足している判断材料を明示するので、評価の穴が分かる。
- 決定的スコアは同入力同出力=同じ対象には同じ優先度を返し、判断のブレを抑える。
インプット
- テスト対象一覧
- 共通コンテキスト要因
- 構造化信号(任意)
汎用LLMとの違い
リスク要因モデル(影響度・発生可能性の手がかりカタログ)・重み・しきい値・帯が bubo 独自の中核です。汎用LLMに「どれを優先する?」と聞くより、決定的に再現可能なスコアを土台にし、その上でLLMが暗黙リスクと不足材料を上乗せするため、優先順位の根拠が追えて説明できます。
優先順位づけ結果の比較
同じテスト対象一覧・コンテキスト・シグナルを、汎用AIと risk-based-test-prioritizer にそのまま渡した実際のやりとりです(要約ではありません)。
【テスト対象一覧】
- 決済確定処理
- 注文履歴画面の表示
- ヘルプページの文言更新
【コンテキスト(担当者が口頭で足す前提知識)】
決済は基幹・過去不具合多発。ヘルプページの文言更新は表示のみで影響小。
【シグナル(リポジトリから機械的に集めた実測値)】
{"決済確定処理": {"churn": 35, "bugfix_count": 6}}
優先順位づけ結果の比較
| 順位 | テスト対象 | 本ツール(score / tier) | 本ツールが挙げた根拠 | 汎用AIの順位と根拠 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 決済確定処理 | 25 / 最優先 | 影響度↑: 基幹・中核機能・課金・決済に関与 / 発生可能性↑: 過去不具合の多発 / 変更頻度が高い(実測35回)/ 過去不具合が多い(実測6件) | 1位。「基幹機能」「churn=35, bugfix_count=6 と突出」 |
| 2 | 注文履歴画面の表示 | 3 / 低 | 影響度↑: 画面・表示の品質 / 影響小の指定を反映し影響度を低評価 | 2位。「signalsデータなし・不確実性はあるが、決済に隣接するためヘルプページより明確にリスクが高い」 |
| 3 | ヘルプページの文言更新 | 3 / 低 | 影響度↑: 画面・表示の品質 / 影響小の指定を反映し影響度を低評価 | 3位。「表示のみで影響小と明記されており、機能的な副作用がほぼない」 |
本ツールだけが返した情報 — 何が足りなくて判定が粗いのか(集計: 最優先1件・優先0件・標準0件・低2件)
| テスト対象 | 不足しているシグナル | 収集の意図(本ツールが返す説明) |
|---|---|---|
| 注文履歴画面の表示 | churn, bugfix_count | churn = 直近90日に対象へ加わった別個コミット数 / bugfix_count = 同期間の fix・revert 相当コミット数 |
| ヘルプページの文言更新 | churn, bugfix_count | 同上 |
## リスク優先順位 **1位: 決済確定処理** - 基幹機能であり、失敗時の影響がユーザー・事業双方に直結(誤課金・二重決済・注文不整合など) - signalsでchurn=35、bugfix_count=6と、変更頻度・過去不具合数ともに突出して高い → コードが 不安定で退行しやすい箇所 - 影響度・発生確率ともに最大で、優先度は明確に最上位 **2位: 注文履歴画面の表示** - 表示系だが決済結果を反映する画面であり、決済処理の不具合の影響を可視化する経路にもなる (誤表示は問い合わせ・信頼低下に直結) - signalsデータなし・context記載なしのため不確実性はあるが、決済と隣接する機能である以上、 ヘルプページより明確にリスクが高い **3位: ヘルプページの文言更新** - contextで「表示のみで影響小」と明記されており、機能的な副作用がほぼない - 最悪でも文言の誤りに留まり、業務影響・データ整合性への影響はない ## 判断根拠 - 決済確定処理: 影響度(大)×発生確率(高、signals裏付けあり) - 注文履歴画面: 影響度(中)×発生確率(不明だが決済に隣接するため中程度と推定) - ヘルプページ: 影響度(小)×発生確率(低、contextで明言)
# テスト優先度ランキング
> 3件のテスト対象を評価。最優先1件・優先0件・標準0件・低2件。
## 優先順位(3件)
1. **決済確定処理** — 最優先(score=25)
- 根拠: 影響度↑: 基幹・中核機能・課金・決済に関与 / 発生可能性↑: 過去不具合の多発 / 変更頻度が高い(実測35回) / 過去不具合が多い(実測6件)
2. **注文履歴画面の表示** — 低(score=3)
- 根拠: 影響度↑: 画面・表示の品質 / 影響小の指定を反映し影響度を低評価
3. **ヘルプページの文言更新** — 低(score=3)
- 根拠: 影響度↑: 画面・表示の品質 / 影響小の指定を反映し影響度を低評価
機械可読な出力(抜粋):
{
"rankings": [
{"item": "決済確定処理", "risk_score": 25, "tier": "最優先", "likelihood": 5, "impact": 5},
{"item": "注文履歴画面の表示", "risk_score": 3, "tier": "低", "likelihood": 3, "impact": 1},
{"item": "ヘルプページの文言更新", "risk_score": 3, "tier": "低", "likelihood": 3, "impact": 1}
],
"tier_distribution": {"最優先": 1, "優先": 0, "標準": 0, "低": 2},
"top_focus": ["決済確定処理"],
"collection_plan": {
"missing": {
"注文履歴画面の表示": ["churn", "bugfix_count"],
"ヘルプページの文言更新": ["churn", "bugfix_count"]
}
},
"notes": "決定的スコアのみで算出しました(BYOK鍵を接続するとLLM層が暗黙リスク・根拠補完・不足コンテキストを上乗せします)。"
}
どちらのやり方でも最優先は決済確定処理になります。分かれるのは、実測シグナルが無い対象の扱いです。汎用AIは「隣接するからリスクが高い」という推定で2位・3位に序列を付け、その旨を〈不明だが…と推定〉と本文中に添えます。本ツールは実測シグナルが無い2件を同点(score=3・tier=低)のまま置き、代わりに collection_plan.missing として、どの対象にどのシグナル(churn・bugfix_count)が欠けているかを機械可読で返します。順位の根拠が「35回・6件」という実測値なのか、埋め合わせの推定なのかが、出力の上で分離されたまま残ります。
社外秘のコードを、どう守るか
buboは入力を保存しません
ツールに渡したコード・仕様・データを、buboのサーバーは保存しません。bubo自身が学習に使うこともなく、処理はその場限りです。
AIに送るか・どこへ送るかは、あなたが握ります
標準のキーレス接続では、意味を読む処理は普段お使いのAIクライアントの中で実行されます。データの扱いは、お客様とそのプロバイダの既存のご契約のもとにあり、buboがAPIキーやコードをお預かりすることはありません。ご自身の契約するプロバイダを直接指定したい場合は、BYOK(Bring Your Own Key)として任意で設定できます。
AIに送らず動くツールも多くあります
多くのツールは決定的な静的解析だけで完結し、LLMに渡すのは必要な場面に限られます。AIに送る範囲を、あなた自身で絞り込めます。
ワンタイムコードは単回使用・有効期限7日・サーバーに平文保存はしません。発行したトークンは設定ファイルに直書きせず環境変数で参照します。既存のMCP設定がある場合も、壊さず冪等にマージします。
どう申し込み、どうつなぐのか
1. 面談を予約する
予約フォームから面談をお申し込みください。現在のQAの困りごとと、試したいツールをお聞かせいただきます。
2. 面談で適用先を一緒に決める
そろえたツールのうち、貴社の工程で効く順番をご一緒に見立てます。ワンタイムコードと接続コマンドは、面談後にあわせてお渡しします。
3. コード1つ、コマンド1行で接続
お受け取りしたワンタイムコードで、コマンドを1行実行(Windows / mac / Linux 各1行)。有効化・MCP設定(.mcp.json)生成・環境変数設定まで自動で完了します。あとはAIクライアント(Claude Code / Gemini CLI)を再起動するだけで、そのままQA方法論を呼び出せます。APIキーのご用意は不要です。ご自身の契約するLLMを使いたい場合は、BYOK(Bring Your Own Key)として任意で設定いただけます。